最近ではヘアドネーションをご存じの方はまぁまぁいると思います。
その昔は髪を売るようなイメージでした。
小児がんや先天性の脱毛症や不慮の事故などで頭髪を失った子供の為に、
寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。
まずは髪を伸ばす
美容院に行くのがあまり好きではないので、すぐにロングヘアーになっていて、
切ろうかなと思っている時に、ネットを見ててヘアドネーションを知りました。
友達とも話しをしていて、やってみようという事になりました。
31cm以上の長さが必要条件で、長さはクリアーしていたのですが、
いざ切った時に坊主みたいになったら困るので、切ってもある程度の長さまで伸ばし、
いざ、断髪式!
この髪をしっかりビニール袋に包んで封筒でヘアドネーションを取り扱っている所へ送付
髪の毛を送る|Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C) (jhdac.org)
これで完了です。1人分のウィッグを作るためには約30人分の髪が必要なので、1/30の貢献。
他人の体の一部になるのだから、ブラッシングやトリートメントやオイルなどでケアし、
なるべく良い状態で寄付出来たらと思っていたので、大事に育てたと思います(笑)
人間の毛髪は貴重
人工の髪でもいいのではと思いますが、人工だと静電気がすごいし、
ドライヤーでカールをしたりとかは出来ない。
見た目もいかにもカツラって感じがします。お金を出せば自然な感じに出来るかもしれませんが、
数十万もするのを買える人ばかりならいいのですが、そうではありません。
頭のサイズを測ってその人の頭にフィットするように、丁寧に作られますので、
違和感も少なく顔に馴染んで出来上がるので、とても喜ばれているそうです。
その昔成人式に振袖を着て髪を結う為に伸ばし続けて、
洋式トイレなら便座に髪が付かないように気を付けていたぐらいの長さになっていました。
成人式が終わり、イメージチェンジを図ってショートにした時に、
美容院の人に長いから記念に持って帰りと、切った髪を持って帰った事があります。
歳をとって髪が薄くなったら、カツラに出来るかなとか考えたりして、
大事にとっておいたのですが、知らない間に捨ててしまっていました。
その時にそういう活動があれば参加出来たのにと残念に思います。
2009年から日本でヘアドネーションの活動をはじめたそうですが、
その時も認知度があまりなく中々髪の毛が集まらなかったそうです。
少しでも何かの役に立ちたい
自分の体の一部を切り離して誰かの役に立つと思うととても嬉しく思います。
お金じゃなくても色々な形でボランティアが出来るので、
古切手やペットボトルのキャップ、プルトップなども集めている団体が多くありますので、
1人1人が少しでも参加する事で大きな力になる。
そういう事をこつこつやって自己満足しているのでした。
では、また。
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